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※ mixiの日記掲載とほぼ同文。長いので、興味ない方飛ばしてください。

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ここ1年以上映画館にも足を運んでいなかったけど、
ふと、先日、山田君のファンクラブを覗くと、「十三人の刺客」で役所さんと山田君がベネツィアに行ったとか、舞台挨拶した、とかあって、
「あ、そういえば、見ようと思ってたな~」と思い立ち、この日、レディースデイ、1000円なので、行って来ました~。


(以下、俳優さんの尊称はつけたりつけなかったり気分次第なのでお許しを)


※ネタバレ注意。
といっても、ストーリーらしいものはほとんどないし、
誰が生き残って、誰が死ぬか、なんて結局気にしない人はどうぞ。
気になる人は、映画見てから読んでくださ~い。 

****

明治維新の100年ほど前、明石藩主は、将軍の腹違いの弟が養子に入っており、実は、狂気なまでに極悪非道残虐な性格異常者だったが、将軍はそれを知らず、翌年、明石藩主を老中に取り立てると明言してしまう。

ところが、明石藩主は尾張藩でとんでもない事件を起こしており、尾張藩(特に家老の牧野・幸四郎)は恨みを抱いていた。
そして、さらに明石藩家老(内野聖陽)が、藩主の老中取立てに対して抗議の切腹。

こりゃこんな人を次期老中にしては世の中が乱れると困った現老中(平幹二朗)、でも明言しちゃった将軍の顔をつぶせない。
…で、仕方なく、刺客を送って、暗殺することにした。。。

選ばれたのが、目付・島田新左衛門(役所広司)、
島田が集めたのは、まず友人?の倉永(松方弘樹)、島田の家の超強い食客(伊原剛志)とその弟子、倉永の腕の立つ部下(沢村一樹とか)数人、その他浪人2人(古田新太とか)、最後に自分の甥、新六郎(山田孝之)に声をかけ、12人の刺客が集まる。

狙うは明石藩主(なんと吾郎ちゃん!)が参勤交代で明石に帰る途中、
明石藩主に恨みを持つ尾張藩を通行できないように頼み、大名行列を二手に分散させ、「落合(どうも馬籠~飯田近辺らしい)宿」ごと買取り、罠をはって待ち受ける。
対する明石藩主、その家老・鬼頭(市村正親)は、若い頃、島田のライバルだった男。どんな藩主だろうと、主君を守るのが武士の本分、と、真っ向から対決。

途中、山中で12人に加わった山の男・小弥太(伊勢谷友介)とともに、かくして、13人対300人の死闘が始まった。。。


****

名作か、とか感動作か、と問われると、全然そうじゃないです。
エンターテイメント作品としても、13人で300人に勝てるかな、と
あまりの人数差はいかがなものか、とも思ったり。
(リメイク前の原作は相手が53騎)
「七人の侍」みたいに村人も一緒に戦うわけでもないし、「綿密な作戦がすごい!!」とうならされるわけでもない。(何か中国映画で1人で何千人もの敵と戦う映画があったような…)
そういう意味では、ストーリー的に過去の有名作に比べ、ちょっと物足りないんです。

つまり!

単に、その延々と続く殺陣シーンとか、そこに至るまでの経緯(エピソード、人物像)なんかが面白かったです。
まあ、深く考えなければ、面白い!!
…うん、三池監督、ということで、「クローズZERO」に近いものがあるかも。
あの映画も、イケメンの悪ガキ達が延々とただただケンカし続けるだけの映画で、頭使わずに、ただ、なんか面白い。
あれを、豪華キャストにして、時代劇版にした感じです。(笑


役所も、市村も、確かに上手いし文句なし、なんだけど、期待以上でも以下でもなく、同じく山田君も、顔はかっこいいけど、そう。
一番良かったのは、ちょい脇役の幸四郎でした。涙そそった~~。

それと、吾郎ちゃん。いつもの吾郎ちゃんより数段いい。
そして、残虐非道な性格異常者だったら、もっともっとお似合いの上手くできる俳優はいっぱいいると思うけど(例えば松田龍平とか)
そうせずに吾郎ちゃんを選んだのがすごくいい!
あくまでも将軍の弟、血筋良い坊ちゃんで、異常性があっても変なぎらぎら感がなく普通にも見える。そのさじ加減が意外によかったです。

(…この映画を見て以来、吾郎ちゃんが悪人にしか見えなくて怖いし…^^;)


そして、物語を面白くするのは、伊勢谷。最近「龍馬伝」でもいい役もらいましたが、こっちもいい役。

旧版では、島田は最後まで座っていて、最後に藩主を殺しに行くらしいけど、新版では、最初から一緒になって戦う。
けれど部下達は、暗黙のうちに、島田に藩主を討たせたいと思っている。。そんなところは新版の方がいいかも。



(こっから、激しくネタばれ!!注意!!)

さて、実は、死闘の末、生き残るのはただ二人。
この小弥太(伊勢谷)と、新六郎(山田君)なのです。
そして、山田君が残してきた恋人と、伊勢谷の思い人は、「なぜか」吹石一恵の「二役」なんですよね。

てなわけで、考えすぎかもしれないけど、考えてみた。


新六郎は、泰平の世に「武士として」の自分の生き方を見出せずにおり、この企てに加わったけど、結局生き残ってしまった。(役所が甥を生かしたかった、のもあるんだけど)
これからどうやって生きていけばいい?とフラフラ~~終わった~という感じ。

伊勢谷は、女の元に戻り、女をさらって逃げて暮らす、ばいばい、と元気に去って行く。
見送る新六郎。捨てようとするけど捨てられない刀。
最後は、新六郎の恋人が、戻ってきた(多分)彼をうれしそうに迎えるシーン。
監督も、山田自身も、新六郎がこれからどう生きるのかは示唆されてない、というけど、
新六郎の分身(というか次世代の象徴として対照的にしてある?)が小弥太で、自由奔放に「侍」という枠にとらわれないで生きる小弥太に対し、やっぱり「侍」としての位置に戻る(しかない?)新六郎なのではないかな~と私は思いました。



実は、最後のほう、迫力の殺陣シーンでお手洗いに行きたくなり、
注意力散漫 も~~うう、なんとかして!!でした。
なので、後半、もう一度、カメラワークとか仕掛けとかゆっくり落ち着いて見たいわ~。


伊原の、刀が何本も刺さっている場所(仕掛け)に敵を追い込んで、
脂(血)が巻いて鈍る刀を捨て、斬っては斬っては新しい刀を持ち、又斬る、これ、殺陣シーンで一番カッコイイ。いい役もらったね。


古田も、六角もよかったが、沢村は超普通の出来、石垣佑馬にいたっては、途中で「あ、出てた?」って感じ。頑張れ~石垣…。。
松方は殺陣をはじめ時代劇慣れし過ぎな感じで、ちょっと私的にはNG。


吾郎ちゃんがある女性にひどい仕打ちをする、その姿を見て、主人公島田は暗殺を引き受ける決意をするのですが、その脚本というか演出&女優さんの演技には息を呑みます。

しかし、意外にもここで役所、笑う。この演技、皆さんはどう評価されるでしょうか。あまりのことに笑っちゃうしかない切羽詰った感情だったそうですが、私にはぴんとこなかった。


【今日の一言】
ヨン様の「太王四神記」は今から決戦というときに、ヨン様(王様)は部下に言います。「死ぬな、生きて帰れ」と。
でも、この映画では、役所は出掛けに「一同の命、使い捨てに致す」と言うんですが、これが超かっこよく印象的。「侍」ですな。
逆に、本人も語ってるけど、そういうエピソードが何もないのに、部下がその言葉についてくるリーダーとして演じられていて、そこはさすが役所かな、と。
大きな器が感じられ、ちょっと歌舞伎の大星由良之助みたいでした。



だらだらと、なが~~くなってしまいました~。
ご興味ある方は、是非、ご覧になってください~。残虐場面は多いのですが、そういうのダメじゃないなら結構楽しめます。



ところで、最初の女性達、眉なしお歯黒につき、見分けつかず。
江戸時代の人、見分けついてたんかな~~。



独断と偏見で、山田君の出番の多い動画紹介(笑



YouTube「13 Assassins - Trailer Oficial 」Zapping.tvさんThanks


【「十三人の刺客」公式サイト】

http://13assassins.jp/main.html
Secret

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